カテゴリー「音楽」の2件の記事

2006年10月 2日 (月)

ツィマーマンのピアノリサイタル(NHK教育放送)

 このところ、テレビ番組が面白くないのでうんざりしていたが、昨晩は、久しぶりに、目白押しであった。真夜中の競馬の衛星中継ということで、フランスの凱旋門賞の中継があって、関西地方では真夜中でありながら20%の視聴率を取ったとか。もちろんディープインパクトが負けるのを私も生で見たのである。

 しかし、その前に、私のとっては、大事な番組があった。そのひとつが、NHK教育の「芸術劇場」(10PM開始)である。いくつかテーマがある中で、「クリスチャン・ツィマーマンの演奏会」があった(もう一つは、毎日放送の「東福寺音舞台」である。これについてはまた後日紹介したい)。

 ツィマーマンを初めて生で聞いたのは1970年代後半、私がカナダ・トロントに数年間いた頃である。トロントに居た思い出として、ある年の冬に、何回かの演奏会をパックにして販売しているティケットがあった。その中ではずぶの素人に私から見て有名な演奏は居なかった(岩城宏之さんの演奏も入っていたと思うが定かではない。演奏が印象的ではなかったので)。そして、演奏会に行っても仕事疲れからか、大半の時間は眠ってしまうという状態であった。その中で、眠たさを忘れさせてくれたのが、今はなきテンシュッテト(その当時は、東ドイツから来たことになる。演奏は「マーラー第一番」)、と、若きツィマーマンであった。そのとき、ツィマーマンが何を演奏したか記憶にない(多分ショパンであったと思う)。ショパンコンクールで優勝して間もない20歳くらいのころで、その迫力には圧倒されたものである。

 それから、私も日本に帰ってきてツィマーマンが来日公演をするときには結構行っていた。毎回、挑戦的な演奏で、その思い入れが伝わってくるのか、肩こり症の私はいつも聞いた後には肩がこるという、すばらしい演奏であった。

 この数年間は、ツィマーマン公演会には行って居なかったのであるが、昨晩のNHK教育の番組で久しぶりで演奏を聴いた。このところCDの発売もなかったのでどうしていたのかと思っていたところであった。まず、その風貌にはびっくりした。なんと白髪になっているではないか。何か苦労でもされたのかと思ってしまう。確か50歳を過ぎたばかりであるのに。

 演奏はどうであるか、ということであるが、素人の私には論評できるわけがない。しかし最初の曲はモーツァルトの曲(K330)で、今までモーツァルトの曲をツィマーマンが弾くのは聞いたことがないのでそのことにまずびっくりした。以前と較べてかなり、柔らかな演奏をするようになったものだと、そのことも驚いた。しかし、ベートーベンの「悲愴」、アンコール曲(だと思うが)のガーシュインの曲では、いつものツィマーマンに戻っていて変に安心したものである。

 モーツァルトの曲を演奏するのに驚いただけではなく、会場から花を「受け取って」いた記憶もない。あるときは、客からの花一輪がステージに置かれたままお開きになったときもある。そういうことを経験しているだけに今回の演奏会では、アンコール曲を演奏し、花を受け取り、また、笑顔も見せる、という変貌振りは、白髪化と合わせて、彼の心境の変化を物語るもであり、その理由を聞いてみたい気がする。以前の研ぎ澄まされた肩の凝るような演奏の方が、伝わるところもあって、その方が私は好きなのであるが、モーツァルトに行った心境の変化も素人の私にも分かる形で伝えて欲しかったかな、という気持ちが後に残った演奏会であった。

 

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2005年8月29日 (月)

スピーカー作製日記-「まるごと手作りスピーカーの本」

とんぼナックのhomepage中の「とんぼナックのエッセイ」に、【スピーカー作製日記-「まるごと手作りスピーカーの本」】というエッセイを載せました。

当初はブログに載せるつもりでしたが、長文になったため、「とんぼナックのエッセイ」に載せることにしました。

学研の「大人の科学」マガジンの特別号「まるごと手作りスピーカーの本」を購入し、スピーカー・ユニットの作製を試みた。しかし、それだけでは満足せず、スピーカーボックス、アンプも作製するに至った。そして、雑誌の付録と思っていたスピーカー・ユニットを用いて、本格的なオーディオ・システム(ただし、今のところモノラルではあるが)の作製にまで至った。

その経緯、また、昔のボリュウム・コントローラーの作製の思い出などを織り交ぜて書いたものである。

興味があれば読んで見てください。

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大人の科学マガジン別冊 まるごと手作りスピーカーの本
大人の科学マガジン編集部
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