仏像彫刻のお勉強(番外2)『トースカン用の定規スタンドの製作』
仏像彫刻では水平な線を引くことがよくある。そのためにはトースカンというものをよく使う。便利が良い。それについては買えば高いし重たいので、以前自作で木製のトースカンを作った。結構重宝しているものである。
実際に水平な線を引くのにその高さを正確に決める必要があり、それには普通の曲尺か直尺を使うが、それらを手に持ってトースカンの高さを決めていた。
しかし、手で持つのも不便なので何とかならないか、と思っていた。世の中には曲尺スタンド なるものも販売されているが、結構な値段(数千円)が付いていて、しかも、カタログの写真で見る限り、曲尺には便利だろうが、直尺は使えそうにない。
しばらく、あーでもないこーでもない、と考えていたが、あるとき簡単に、直方体の木に、薄板を貼り付けたらよいのではなかろうか、と思い立った。制作は全く簡単で板と木をボンドで張り合わせるだけである。直方体の木も薄板も昔ホームセンターで購入して使わないで眠っていたものである。
そうやってできたのが写真のスタンドである。
定規をクリップで留めるので定規がスタンドから取り外すことができ、しかもひとつのスタンドで曲尺も直尺も使えるという非常に簡単な便利なものが非常に安く出来た。
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