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2007年12月 1日 (土)

ブローニーフィルム用フィルムホルダー(スキャナー用)の作製

 先日、ブローニーフィルム・マガジンを用いたピンホールカメラを作製し、やっと試し撮りを終えた。そして、現像が出来上がってきた、というところまで以前このブログに書いた。

 ブローニー・ネガフィルムの取り込みが、5年ぐらい前に購入した我が家のスキャナー(Epson GT-9300UF)で当然出来ると思っていた。しかし、よくみたら、スキャナーに付属の取り込み用のフィルムホルダーは35mmストリップフィルム(ネガ/ポジ)および35mmスライドフィルム用であり、マニュアルには、ブローニーフィルムの場合は、オプションの透過原稿ユニット(定価1万円)を購入して使えば今のスキャナーで取り込みが出来るとの記載があった。また出費がかさむ。

 どうしてもオプションの透過原稿ユニットが必要かどうかと思って、スキャナーにブローニーのネガフィルムの適当においてみて取り込み操作を行なった。その結果、なんと、GT-9300UFでも取り込んだではないか。ただ、問題点が出てきた。縦をそろえて綺麗に取り込もうと思えば結構難しいのである。やはりホルダーがないと傾いたまま取り込んでしまう。画像編集ソフトを使えばよさそうであるが、結構面倒な操作である。また、透過用ランプの幅がブローニーフィルムの幅より少しだけしか広くなく、セットしたブローニーフィルムを傾けた場合読み取られなくなる部分が出てくる。

 そういうことを考えていたらやはりオプションの透過原稿ユニットの購入のほうが楽そうであるが、ちょっとしたことに1万円も払うのは馬鹿らしい。一晩考えて、ブローニーフィルム用のホルダーを作ろうと思い立った。

 まず、35mmフィルム用のホルダーは次の写真Aのようなものであり、それをスキャナーで使うときはその次の写真Bのようにする。

35mm1_2 (写真A)

  Set_2(写真B)

 写真Aの左側は35mmストリップフィルム用であり、右側がスライドフィルム用である。写真Aのような方向でスキャナーにセットすれば(写真B)、ストリップフィルムの画像が取り込まれることになる。逆さにしてセットすれば、スライドフィルムの画像が取り込まれる。

そこで、上の写真Aを参考にブローニーフィルム用のホルダーの作製を試みた。試作品としてなのでお世辞にも綺麗なものとはいえない。それが下の写真Cである。

Bfilminit (写真C)

 早速このホルダーにブローニーフィルムをセットして取り込みを試みたが画像として取り込まない。ただ真っ黒になるだけである。フィルムだけを裸にしてポンとスキャナーに置いたときは取り込んだのにと不思議に思った。

 そこでいろいろ試行錯誤を繰り返した。写真Cの右側の半分の部分が邪魔なのかと思って切ってみたが変化無し。その他の箇所もいろいろ切り刻んでみた。そして写真Cの左側だけにしてスキャナーの真ん中においてみたがやはりダメ。変である。フィルムだけを裸にしてスキャナーに置いたときと変わらないのにと思ったが理由が分からない。

 そこで、写真Aを良く見て、一箇所変な部分があるなということに気がついた。それが下の写真Dである。赤で囲った部分がスペースとして開いている。

35mm2 (写真D)

 そこで、写真Cの左側部分のみにしたものを写真Dの左半分のようにすこしスペースを設けてスキャナーにセットしてみると、やっとうまく取り込むようになった。そして、いろいろ試行錯誤して、このスペースが大事であることが確認でき、最終的に下の写真Eのようなものを試作品として作製した。

Bfilm
(写真E)

 後で分かったことであるが、このスペースが大切であるりその部分をふさがないようにとマニュアルに書いてあった(写真F)。なぜ塞いではダメなのかの説明をもっと明確に書いて欲しかった。余談であるが、なぜそうしたらダメかをかかないで、ああしないでください、こうしないでください、ということだけを書いているマニュアルが多すぎる。結局、この部分が空白であるかどうかによって、本当にネガフィルムがセットされているのかどうかを判断している感じである。

Scannersetmemo(写真F)

 こうしてホルダーの試作は完了したが、取り込めないと思っていたブローニーフィルムでも取り込めるのであればどうしてブローニー用のホルダーを用意せずにオプションの透過原稿ユニットを売ろうとしたのか。Epsonのやり方は理解に苦しむ。何事もあきらめないのが肝心あると改めて思った次第である。

 こうして、ピンホールカメラの写真をネガからスキャナーに取り込んで画像処理したもの(まだ処理が不十分であるが)を下に載せておきます(クリックで拡大します)。京都・曼殊院の勅旨門のピンホール写真です。

Mansyuin

[後日(12/6)追記] 以上のように、ホルダーはちゃんと出来たのであるが、本日(12/6)判明したことがある。私の持っているスキャナーのGT-9300UFでブローニーフィルムのネガが取り込み可能ということでこのブログを書いてきたが、実は、このスキャナーでは4.83cmの幅のものしか読んでいないことが分かった。ブローニーフィルムのネガは幅が5.6cmぐらいなので、0.8cm程度トリムして取り込んでいるという感じになっている。これでは問題があるのでスキャナーの買い替えが必要かなと思うようになってきた(取り込み時間もかなりかかるし)。そうなると、せっかく作ったホルダーもいらなくなる、という結果になりそうである。

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