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2007年4月 2日 (月)

大人の科学「紙フィルム映写機」の製作

Dsc_00171  先日、学研の「大人の科学マガジン」vol,.15が発売になった。今回の付録は「紙フィルム映写機」である。2300円程度のものでどんなものが出来上がるのか期待しながら製作していった。1-2時間で出来上がった。結構面倒であったのは、紙フィルム上のパーフォレーション(穴のこと)を1コマことにちゃんとする作業、つまり、1コマごとに穴の切り込み線が紙フィルムに入っているのであるが、穴が空いているのではないので、その部分を紙フィルムから取り除く作業が面倒であった。映写機の作成についてはいつものことながらマニュアルに従えばまず失敗することはあまり考えられない。1つあったトラブルは、豆電球のソケットについている半田付けの線が外れてしまって、燈がともらなくなり、改めて半田付けをしなければならなかったことである。

 製作そのものは何とか無事であったが、それからが結構大変である。調整失敗があったのは、パーフォレーションが画面の真ん中に来て困ったことである。組み立て中に最初に注意しないでやったので、後になって気づいて再調整である。パーフォレーションが画面の真ん中にくるとやはり画面の動きがなんか変である。このパーフォレーションを上か下の端にするにはマニュアルに書いてあるようにすれば良いのであるが、精密機械のようには行かない。最近はどんな安いものでも精密に作ってあるので、すっきりパーフォレーションの穴が上下の端に位置しないと落ち着かない、という変な癖が付いているので、調整しにくい調整にはいらいらした。適当なところでやめておいた。パーフォレーションを隠したい!!という項目の記載が本に載っているので設計者も気になるのであろう。

 以上の調整で、何とか動くものが見れるようになった。しかし、問題になるのは、なんといっても「豆電球」である。部屋を真っ暗にしても、画面は暗い。豆電球なので、映写画面も小さくするように作ってある。おまけに寄る歳の波のせいで、ものが見にくくなっている。この歳でも近眼は進んでいてメガネの焦点深度も浅く見えにくくなっている。

 動き自体は手で回してフィルム送りをするので、自分で調整すればよい、というので、遅かったら速く、速かったら遅くできる。しかし、困るのは、これも寄る歳の波のせいで動画を楽しむどころか、回すのに疲れてきて、よく映像を見ていないのである。

 その上、困ったことに。付録についている紙フィルムが短時間で映写し終わってしまう。巻き戻そう、そして、改めて映写しようと思うと、これがまた難題である。巻き戻しのためには、セットしたフィルムをはずして逆に再セットして巻き戻しとなる。そのときに、ボビンなどがフィルムから外れたり、ボビンをセットする軸になかなかセットできない。試行錯誤でやっとのことで巻き戻しができて再映写しようと思うと、また紙フィルムをはずして再セットしなければいけない。この辺の映写機のつくり(設計)が、面倒くさくて閉口してしまう。そして、また短時間の映写の後、巻き戻しetcの作業になる。映写時間よりフィルムセットに時間がかかる感じだ。うまく再セットできてもまたフィルムの手回しという"苦行"が待ち受けている。

 以上が、今度の「紙フィルム映写機」の作製と使用後の感想である。「大人の科学マガジン」としては値段を考えれば結構良く作っているという感じであることは率直に認める。しかし、普通に楽しむのにはちょっと、あるいは、おおいに、ギャップがありそうである。紙フィルムも自作できるというので楽しみにして、中国障害者芸術団の「千手観音」をビデオにとっているので、それを紙フィルムに変換できればよいのに、と思っていたが、どうやらそれも止めになりそうである。なお、ふろくの改造として超高感度LEDの光源ユニットを取り付けることが紹介されていて、それ自体は魅力的であるが、材料の入手が大変そうである。

 「大人の科学マガジン」vol,.14のステレオ・ピンホールカメラも作製し使用しているが、露光がマニュアルになるので大変である。しかし、ピンホールカメラとしてはこのようなもので、結構雰囲気の良い写真がとれて持ち歩いている。しかし、今回の紙フィルム映写機は製作を楽しむだけに終わりそうである。

 最後に、アニメなどを製作する苦労を考えると、本当に大変だろうと思うし、若くないとなかなかできない分野であろうなと改めて思った。大変な分だけ楽しみも多いのであろうが、この歳で今からのチャレンジとしてはもう遅いのかな。

(参考:後日記載した記事)
「紙フィルム映写機」の改造は取りやめ(映写機の改造を試みて一旦取りやめた記事です)
「紙フィルム映写機」の改造(結局、映写機の改造を行なった記事です)
http://tombonak.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_ee3b.html

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