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2006年1月 7日 (土)

新居におけるこの寒い冬の気温と室温の記録

 昨年春、新居を新築し、昨年5月に引越してきた。新居を建てるにあたって最も重要視したことは「高断熱の家」ということであった。このことはすでにホームページに記載している(「とんぼナックの新居建設の記」)。高断熱のおかげだと思うが、昨年の夏は結局、室内最高気温が32℃どまりで、エアコンを稼動させなくても済んだ。

 問題は冬の寒さはどの程度であるかということであった。本来ならば、冬が全部終わって春になったときに振り返ってみるのがよいのであろうが、この冬は昨年12月にすでに通常の真冬以下の気温を記録しているので、今の時点で振り返っても良いであろうと思われる。

 そういうことで、この11~12月の気温について以下のように検討した。住んでいるところは京都市なので、京都地方気象台の記録が京都市の気温として記録される。京都地方気象台は住所は「京都市中京区西ノ京笠殿町38」となっている。丸太町と御池の間で西大路よりは少し東に入ったところと思われる(http://www.osaka-jma.go.jp/kyoto/kyoto11.html)。私の住んでいるところは左京区なので京都地方気象台の北東にあたる。そして、私の住んでいる地域を口にするだけで、そこは寒いところですね、と皆から異口同音に言われる。じゃあ京都地方気象台と比べ何度低いと思いますか、と質問してもみんな「うむー」と唸ってしまい、1℃、2℃、....という数字を苦し紛れに出すだけで埒が明かない。また、そういう数字も数字だけで、どの程度実感として寒いのかわからないのである。

 そこで、私としては、百葉箱は高価で(10万円以上するらしい)場所も取るので、新居の北側に(陽の当たらないところに)最高最低温度計を置くことにした。ほぼ毎日測定することにした。その結果、グラフのようになった(グラフをクリックすると拡大グラフが表示される)。11月26日から12月29日までの気温である。京都地方気象台と比べ、平均して -0.7℃(最高気温)、-0.8℃(最低気温)の差となった。こういう数字が出たが実感としてどの程度の差かやはりはっきりしない。ただ、みんながおどろおどろしく言うような寒さではないな、という感じで、「少々ひんやりする」という表現が適切かとも思う。

 そういう外気温であったが問題はやはり室内気温である。もともと新居を建てたのはあるハウス・メーカーであるが、そこと契約するまえにインターネットでいろんな体験談を読んでいた。たしか長野県の方だったと思うが、そこでは、そのハウス・メーカーの建てた家で室内温度は10℃以下にはならないという報告があって期待はしていたが、長野県の仕様だと一段の高断熱化(寒冷地仕様)がしてあると思われるので、京都ではどうであるかがやはり心配であった。

 そこで、ほぼ毎日、朝一番(大体は6時半)、私が作業場にしている1階の洋間の温度を測定した。その結果をグラフで示した。明らかに10℃以上の室内温度であった。より正確な状況を示すと、就寝するまではその部屋も暖房しているので20℃前後になっている。その後暖房をOFFにして寝室で寝るのであるが、朝までゆっくりと温度が下がっていっているのである。しかし外気温が -4.0℃(我が家のこの冬の最低気温)まで下がっていても、室内は10℃以下にはなっていないのである。

 いずれにしても、引越し前に住んでいた家では外気温と室内温度にこんな差があったような記憶がない。前の家の寝室では、オイル・ヒーターを12年近く使っていたのであるが、夜中にオイル・ヒーターのバイメタルがON/OFFを繰り返すことは一度も経験したことがなかった。新居でそのオイル・ヒーターのバイメタルが頻繁にON/OFFを繰り返しているのに気づいたとき、このオイル・ヒーターもまともに温度のレギュレーションをしているのだと始めて認識したものである。それほど前の家と今度の新居で大きな差が出てきた。

 今は1月の初めであるが、この冬はすでに十分寒いので、3月までこれ以上の寒さにはならないと思うしひと安心である。これで、一番心配していた暖房面については計画通りにうまくいったと思われる。

 「とんぼナックの新居建設の記」で述べたように、通常の工務店で建築していたら、どの工務店でも断熱材の量がわずかで、また、窓ガラスも複層ガラスではなくせいぜいペアガラスで断熱効果の低いもので、建築後に工務店と大喧嘩をしていたと思われる。実際、どの工務店でも私の希望する断熱材の量は拒否されたし複層ガラス自身も拒否された。ひどいところになるとペアガラスを提案されたこともあるが、それは見かけのみのペアガラスで、一枚ガラス用仕様の窓ガラス枠に無理してガラスを二枚押し入れたいうお粗末なものもあった。

 新居については、あとは、地震の心配である。これもハウス・メーカーのほうは、阪神震災の経験などから太鼓判を押しているようであるが、そういう安全を求めるのは当然としても、二度と阪神震災なみあるいはそれ以上の地震が来ないことを祈るばかりだ。

maxmin
  (グラフのクリックで拡大します)

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