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2005年8月31日 (水)

「ヒロシ」とグローバリゼーション

 ヒロシ。たくさん出てきているピン芸人の中で、ヒロシが一番好きである。だいたひかるも好きであったが、ヒロシの方がもっと好きである。どこがというと、その厭世的なモノローグ、そして、現実の社会情勢を良く捉えているセリフ、それが好きである。

 ヒロシのモノローグは「負け犬」のモノローグである。グローバリゼーションで勝ち組、負け犬ができて、その負け犬の中でも一番まとを得て独白しているのはヒロシである。そこには現実をよくとらえた皮肉がある。それで皆さんの共感を得ているのであるのであろう。

 グローバリゼーション、構造改革で勝ち組、負け組ができただけではなく、世の中がひずんでしまっている。その社会のひずみをたわいもなくしゃべっているのがヒロシである。そこには、何も世間批判、その他はないように見える。そして、みんなもたわいもなく笑っておれる。しかし、直接的な社会批判、政治批判はないものの、その中の秘められた世間の見方についてはすごい感性がある。

 今は、日本の将来について重要な判断をする大切な時期である。しかし、ヒロシのモノローグに対する共感(負け犬に対する共感)と世論調査の結果(負け犬を切り捨てる政策を支持する人の多さ)にはどうしても乖離を感じざるを得ない。ヒロシに対する共感をもとに将来を良くしていくことはできないものであろうか。

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